2006年9月14日  IFMAR GPツーリング世界選手権大会 Inオーストラリア ブリスベン(予選最終日)


天候は晴れ、気温は20度前後と肌寒いです。予選最終日と言うことで各選手とも気合が感じられます。
注目の後半ヒート12、13、14の5ラウンドは午前中に行われTeam Kyosho・SIRIOのクリス選手が唯一35周に突入。
下選手が追うかたちとなりました。Team ACTIVEの岩本選手も6位にジャンプアップ、Teamカワハラの田中選手も一気に
7位まで順位を上げてきました。ACTIVEオーストラリアのニッケルサンも10位ポジションをキープ、このヒートでトップ10の
入れ代わりが激しい模様。最終ヒートの6ラウンドは5時頃の予定で、高タイムが期待されます。



エンジンパワーが非常に重要なこのトラックはストレートも長くエンジンにかなりストレスを与えるようです。
Team Kyosho勢はSIRIO 12エンジンで固めており、使用率も一番多いのではないでしょうか?トルク感があり調子も良さ
そうです。Team無限勢はNINJA 12エンジンで参戦、市販も近いのでは?と思わせるくらい福田、マイク各選手ともよく回
っております。田中選手のNovaRossiエンジンは昨日と打って変わってかなり調子がよく、ストレートの伸びも抜群です。
そろそろ各選手とも3機枠のエンジンから本番用が登場するヒートではないでしょうか・・??  サーパント勢はMAX12
エンジンとMEGA 12に分かれている模様で、オーストラリアチームはJPエンジンが多いように見えます。
ヨーロッパチャンピオンのダリオ選手はNovaRossiワークスでG4をドライブ、安定感と一発の速さがあります。


最終ラウンド6がスタートしいよいよ注目の12、13、14ヒートの出番がやってきました。
路面グリップ、天候も好条件で、各選手ゴールタイムを更新してきました。Team ACTIVEオーストラリアのニッケルサンも
ジャンプし8位に浮上、そして13ヒートがスタート、岩本選手のマシーンはかなりよい動きでウオーミングアップ終え10分間
の最終予選をスタートしたが・・・数分後・・エンジンに問題が発生・・リタイヤとなった↓
続いて14ヒートがスタート、路面も好条件で34周へ突入する選手が多く、上位が変動した。全ての予選が終了し、
シードトップ4が決定、TQがクリストッソリーニ、2位にダリオ、3位にエードリアン、4位下の各選手のオーダーでした。

本日、9月15日は下位メインから決勝が行われます・・・しかし天候が悪化、またもや雨。雨天決行なのでレースは続行
されており、各選手とも雨対策を試みながらのレース展開になります。
私たちは9月16日、1/2Aファイナル(30分)に挑み、もし勝ち上がればファイナルに進出が決定します。

       
     
           
     
           
     
           
         

 
By:James M,M  2006年 9月14日
 
16日のレポートその1へ
戻ります。 12日へ  13日へ 13日のPHOTO1  13日のPHOTO2