GPTツーリングスポーツクラス全日本選手権参戦記 By
緒方。 |
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2007年10月22日の早朝から私達(浜小路、緒方、村上)は
前日のアクティブツアーIn鹿児島の余韻を残しながらの
遠征となり、私、緒方と浜小路は熊本空港から、村上は鹿児島
空港から羽田へ向けての出発となった。昨年の全日本は結果が
残せなかったのでいつも以上に気合が入ります。
私達3選手は午後現地へ到着し早速、ピット準備を行い、
コースインしました。
タイヤのチョイスはまずアクティブSPEEDブランドの
フロント40SPHに、リア37スタンダードで行いました。
その日は走行人数も少なく、無限、京商、KAWAHARAチーム
が早くから練習していた。低グリップのため、タイヤ径はフロン
ト63mm、リア65mmからスタートし、コースに慣れる練習を |
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開始しながら、タイムアタックを行いタイムは20秒中盤がアベレージでした。
翌日は九州からアクティブツアートップドライバーの各選手(チサキ、前田、中里)もコースイン。グリップは前日よりは上がっている模様。
前日のセットを基本にクラッチ等を調整、目標タイムの20秒前半に向けてセットアップを繰り返した。するといきなり浜小路は早くも
19秒台に突入!やはり、前回、ケイチューン行われた全日本3位だけのことはある・・・・
10月24日からメーカー関係者以外のメンツも増え、全日本らしくなり多くの選手が走りグリップも上がりつつある。
コースに入ってから3日目であることから、そろそろトータルタイムを計測しつつ、セットを煮詰める。
浜小路は相変わらず19秒後半〜20秒前半で走行し、感じがよい。(感じ悪い(><??)
村上は20秒前半でもう少しで19秒台に突入する勢い。そんな中、緒方も20秒前半で走行し、夕方にはついに19秒台に突入!
この3人、今回何かやってくれそうだ(ムム)
10月25日はついに練習最終日で、今回の全日本選手権に参加する選手はほぼ揃った模様だ。
夕方5時にはコースクローズということから、操縦タワーはフルバンド!バンド待ちで練習が思うように進まない・・・
そんな中、浜小路は19秒台で走行し、トータルタイムも16周に突入する勢い。村上も19秒台に突入し、15周5分3秒で最速ラップを
たたき出す! がしかし・・緒方は前日から燃費が厳しく、5分間周回できない。対策を練るも6秒程度足りずに燃費やはり厳しい。
結局、15周5分10秒が自己最速ラップとなる(涙) 時間が経つにつれ、路面グリップは最高まで上昇し、ハイサイドするマシンが続出!
ししししかし、台風接近という悪天候で九州勢にチャンスが来ようとは。。。。。。だれも想像はしなかった・・・
予選が開始された10月26,27日はやはり台風影響により、雨。昨日までのハイグリップ路面もオールリセットだ。
大会運営より連絡があり、雨が上がり次第、スケジュールを調整の上、レースを行うと言うこと。しかしこの2日間はレースキャンセル。
レースが開催されるのは残された28日しかないのだが・・・開催事態、危ぶまれてきた。
10月28日、台風も通過し昨日までの天気は嘘のように秋晴れ。しかし、コースは依然ウェット状態です・・・
当日のスケジュールが発表され、予選2回、決勝はグランドファイナルのみ行うとのことです。と、と、と言うことはですよ、予選で10位
までに入らないと、それまでと言うことで、俄然力が入る。10時から8分間の練習走行が開始された。路面は乾いているものの、
全くグリップしない。ストレートは普段では90q〜100qと計測されるが、60q程度でストレートエンドでスピン続出で荒れ模様・・
全選手練習走行が終了し、いよいよ予選ランド1が開始しました!
まず初めに村上が2ヒート目に出走。路面状態はまだ回復していないが、21秒前半で走行。結果、15周5分20秒でトータル5位だ。
5ヒート目出走の緒方も村上同様、21秒前半での走行するも15周5分21秒で6位の結果だ。
今回のスポーツクラスのファイナル出場タイムはどうやら15周5分18秒付近のようだ。
オープンクラスの浜小路は練習走行時にトラブルが発生し、思うように走れていない。予選ラウンド1では痛恨の燃欠でゴールできず。
予選2ラウンド目がスタートし、村上が20秒台に突入しながらペースが良い!ゴールタイムは15周5分18秒でファイナル入りの
目標タイムをたたき出す! 緒方も20秒台に突入しながらミス無くトップゴール。ゴールタイムは15周5分19秒で微妙なところ。。。。
大会運営より最終予選リザルトが発表。なんと九州から3名ファイナル入り!8位チサキ、9位村上、10位緒方アクティブツアーで
養われた技術が炸裂した瞬間だ!
オープンクラス浜小路もハイペースなラップを重ね、ゴールタイムは15周5分9秒、だが1、2秒差でファイナル入りを逃した。くぅ〜残念↓
村上、緒方、チサキの3選手は30分のグランドファイナルに向け、準備に取りかかる。選手紹介の後、コースオープン。3名にとっては
待ちに待ったファイナル出場!期待がふくらむ。レースがスタート!行きよいよく飛び出したのは村上!
なんと、9位から4位のジャンプアップ!緒方は計測過ぎたところで後続車と接触、10位に転落。村上のペースが良い。
しかしチサキのペースもいい!4位、5位で走行している。緒方は前車トラブルのため、着実に順位を上げてきており、8位。
ピットロードでチサキがクラッシュ!ロッドが外れ順位を落とす。この間に緒方6位まで順位をアップ、村上は3位まで順位を上げ
好調そのもの!15分過ぎてもこの順位は変わらず。その間に緒方は5位争い。ペースを上げながら追走するものの、ここでアクシデント。
なんとサイドベルトが切れてしまいそのままピットイン。エンジンもかからず最下位10位まで後退。
村上は相変わらず3位。2位とは12秒差で、なかなか追いつかない。ここケイチューンは前車との差がなかなか縮まらないコースだ。
しかし、2位走行のマシンがストレートでクラッシュ!ダンパースプリング脱落で一気にペースダウン! ここに来て村上にチャンス!
一気に追い越し、2位に順位アップ!レース終了間際2分前の出来事今回の村上はミラクルが起こりっぱなしだ(笑)
ここで30分のコール。村上は2位、チサキ6位、緒方9位で2007年全日本選手権のレースが終了した。
アクティブツアーでいつも戦っている仲間達でファイナリストになれたのはビックリでした!
今回の全日本選手権でお世話になった皆さんにこの場を借りてお礼申し上げます。
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